読解 (国語) はいわゆる「積み上げ学習」の教科で、いきなり難しい文章が理解できるようになることはなく、自分に応じた段階から少しずつ階段を上っていくのが、遠回りに見えてもっとも効率的です。
また、算数 (計算) と違い、短期間で劇的に効果が出るものでもなく、筋トレのようにこつこつと長く続けることが肝心です。
「おさらい先生」の読解 (国語) は
本文を精読しないと答えられない問題を回答していくうちに、本文に立ち返る習慣がついて、読解が苦手な生徒でも作者の意思をつかめるようになります。
学年レベルは「小1~小6」相当ですが、豊富な問題量で、読解力の弱い中学生のリメディアル(補修)教育にも適しています。
- 本文を精読しないと回答できない、パラグラフ毎の要約トレーニングで、要点をつかんで作者の意図を外さない文章の読み方を学習
- 最初は簡単、徐々に高度化する無学年ステップアップ構造の問題配列
- 読書習慣のない学習者でも、文章に接する絶対量を確保できる問題ボリューム
端末の横向き・縦向き
どちらの表示にも対応 !
- 横向き
- 縦向き
読解 (国語) の教材構成
読解力養成に特化した「おさらい先生」の読解 (国語) 教材は、無学年制のため、学年との比較はできません。ムリなく読解力がつけられるよう、次のように大きく10のステップを設けています。(各ステップの詳細・出典一覧はこちら)
- 表現読み
文章が指し示す事実を音読のなかに明確に表現して読む学習をする。
(対象学年:小1~小2) - くわしく読む
言葉の奥に隠されている事実を読みとろうという姿勢を育てる。
(対象学年:小1~小3) - 場面
見えたこと・感じたこと・考えたことなどから、場面の状況をつかむ。
(対象学年:小2~小4) - 知覚・認識・心情・言動
登場人物が感覚しているものから、その考え方までを、文章から読み取る。
(対象学年:小3~小5) - 人柄とその関係
段落や場面など「場」に応じて、人と人がどう関係するかを考える。
(対象学年:小3~小6) - パラグラフ文法
登場人物の行動、または思考についての原因・理由を文章に証拠を見出し理解する。
(対象学年:小4~中1) - 話題の展開
登場人物の行動の順番や話題についての考えの展開を追って文章を分析的に読む。
(対象学年:小4~中2) - 叙述と描写と説明
事実がどんな言葉で、どのような構造に組み立てられて表現されているかを考える。
(対象学年:小5~中2) - 比喩とレトリック
比喩が指示する事実をつかむとともに、語り手の表現意図を理解する。
(対象学年:小5~中3) - パラグラフの意志
パラグラフの構造をつかみ、これを一文に縮約することでパラグラフ読みを完成する。
(対象学年:小6~中3)
読解 (国語) の問題例
おさらい先生の読解 (国語) では、文章を正確に読む能力からスタートし、少しずつ本文には書かれていない事柄を読み取れるような読解力を養成していきます。
正確に読む練習(「ライオンとねずみ」より)
- 本文
- とちゅう、大きな 山のような ものが ありました。けれども、ねずみは かまわずに かけのぼりました。
- 設問
- ねずみが かけのぼったのは 何ですか。
ねずみが かけのぼったのは、□□□□の ような ものです。
- 答え
- 大きな山
登場人物の行動、思考についての原因・理由を文章に証拠を見出し理解する練習(「赤い船(小川未明)」より)
- 本文
- 露子は、つばめに向かって、
「おまえは、どこからきたの。」
と聞きますと、つばめは、かわいらしいくびをかしげて、露子をじっと見ていましたが、
「私は、南の方の海を渡って、はるばると飛んできました。」
と答えました。
「そんなら、太平洋を越えてきたの?」
と、露子の顔には覚えず(おぼえず)笑(え)みがあふれたのであります。つばめは、
「それは幾(いく)日(にち)となく、太平洋の波の上を飛んできました。」
と答えました。
「そんなら、おまえは船を見なくて? ……」
と、露子は聞きました。
- 設問
- つばめと話す露子に笑みがあふれたのは、どうしてですか。
1. つばめがくびをかしげる様子があまりにかわいいから
2. つばめが人間の言葉を理解して、露子に返事したから
3. 太平洋の向こうの国をつばめが知っていると思ったから
- 答え
- 3
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